SSブログ

FMトランスミッタ [電子工作]

新年おめでとうございます。

アナログテレビのデジタル化により、従来使っていたポケットラジオのTV選局の意味が無くなってしまった。家の中でしか使えないが、地デジチューナ出力をアナログ3chまたは2chの音声に周波数に乗せてみる。 100円ショップのMDケースを利用。
11.jpg20.jpg
FMトランスミッタとは、おこがましいが、秋月のワイヤレスマイクの回路をみながら、ポケットラジオで聞こえる様に、調整してみた。周波数カウンタを見ながら、コイルの巻き間隔を広げて周波数をあわせていく。カウンタ無くてもラジオを聴きながらch2、またはch3に近づけても良い。ポケットラジオのプリセット周波数に合わせるのは、かなり微妙な調整が必要。チューナと接続すると、ハム音が少し入ったが、入力シールド線にパッチンコア2回巻きでおさまった。
最近は見たいテレビ番組がほとんどないが、作業しながら、ニュースを聞く分には十分である。電池電圧が下がると周波数変化が予想されるが、そのときは、コイル再調整か、ダイヤルラジオにまかせる。
アンテナほとんど無いが、ラジオで20~30m届いている。都会では、となりの家まで届いていそう。
42.jpg
VHF
 映像搬送波(MHz) 音声搬送波(MHz)
1ch  91.25   95.75
2ch  97.25  101.75
3ch 103.25  107.75

35.jpg
変更点
・オーデイオ入力にするため、アナログゲインを抑え、BC間抵抗を100kから30k、
 入力コンデンサを10uFから0.1uF、入力を抵抗分圧する。
・周波数を少し上に持っていくためコイル巻き数を減らす。
 直径8mm 5回巻き、タップ:GNDから2巻き目 コイルは鉛筆を使って形を整える
・マイクロインダクタが無かったので、FETソースを直接コイルのタップと接続
・2035がないので、モノラル
・電池、ACアダプタ両用とする

失敗部分
・アンテナの影響を減らすために、FETの後にバッファを付けたが、波形が思ったより歪んでいたので、 バッファアンプは中止。アンテナは5cm程度でも、家の中は十分届いた。電波法違反にならない様に短めにする。 家の中から出しても20m程度は届くので十分である。 

電波法第4条:発射する電波が著しく微弱な無線局に核当するもので、
「無線設備から3メートルの距離において、322Mhz以下の場合電界強度が毎メートル
 500マイクロボルト以下」は、免許不要。




作る・できる/基礎入門 電子工作の素

作る・できる/基礎入門 電子工作の素

  • 作者: 後閑 哲也
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 単行本



タグ:無線
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。