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太陽電池パネル充電コントローラ変更 [太陽電池]

PIC16F1827で作った制御回路は、レギューレータ電圧を固定にしていたので、太陽電池パネルに少し影ができると、とたんにVsolar電圧が低下し、充電ができなくなった。また十分太陽光があたっている場合は、パネルに余力があっても十分電力を取り出せない課題があった。
パネル電圧をPICでチェックし、レギュレータ出力電圧を変更することにした。あまり大改造にしたくないので、手持ち部品の関係で4値で制御する。16F1827のPINはすでに使っているので、RB4,RB5をLCDと共用、RB3のLED信号をFFのラッチ信号と共用する。回路はすこし汚くなった。

制御:バッテリの規定内で、パネル電圧が低いときは、レギュレータ電圧を下げ、パネル電圧が高いときは、レギュレータ電圧を上げる。電圧判断にはヒステリシスを待たせる。パネルの特性を実験しながら見て、抵抗を決めていったので、最適点ではないかもしれない。

mode 太陽パネル電圧 出力電圧 追加抵抗
------------------------------------------------------------------------
0 : ... - 16v :12.6v    18k
1 : 15v - 17v :13.0v   18k+24k  (並列)
2 : 16v - 18v :13.5v   18k  +15k(並列)
3 : 17v - ... :14.0v   18k+24k+15k(並列)

HD12003の回路定数がよく分からないので、抵抗値は実験しながら決めたので、
計算値とは違うかもしれない。このところ曇り日多く、実機データはあまり取れていない。今までモニタに使っていたシャープA251では、HSPで書いたプログラム処理が長いので、データ処理が間に合わず、オーバランが生じることが分かったので、CF-R4に変更。A251は、12Vで駆動できたが、CF-R4では、DC-ACインバータ-ACアダプタを経由して電源を接続。20W程度を消費する。こちらはタイムアウト問題は無かった。タイムアウト時間の表示には、プログラム上の問題があることがわかったが、実害ないので、しばらく放置。異常処理も不十分で、プログラム開始時、RS232Cからデータを待ち続ける問題も残っている。データ処理途中にエラーする可能性があるので、2時間ごとにdataを配列のままセーブすることにした。CSVへの変換は別ツールによる。

picも少し変更してRS232Cのデータの中に、mode値を入れた。
影がある太陽電池パネル
pane0.jpg

実験中:PCをCF-R4に変更
ctl1.jpg

pic出力:RS232Cモニタ
termlog.jpg

モニタ画面:本日曇りが多く、電力不足
sbmp0401151711.jpg
Excelでグラフ化
WS000166.jpg
回路
sch9.jpg

pic ソース、hex、回路図


2013.7.2誤記訂正
solar04RS-E.JPG

モニタ:



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