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アクリル曲げ加工用ヒーターの自作/PICによる制御 [電子工作]

アクリル曲げ加工ヒータを、屋根裏部屋SEさんの記事を参考に作った。
http://www.ne.jp/asahi/sk/k2000/c_electronic/c_heater/

近所のダイソーにニクロム線が無く、ジョイフル本田まで出かけて入手。
土台の板以外は、ここで調達。

1Pnicrom9.jpg2Pgarasu11.jpg3Pyokouke0.jpg

土台の板(450x60x18)      105円 ダイソー
アルミパイプ(12mmx1m、1mm厚) 462円 30cmにカット
ガラスチューブ(8mmx1m)    248円 
ニクロム線(0.26mmx5m)     210円
パイプの横受(13mm)×2コ   236円

0.26mmのニクロム線を手持ちパイプに巻いて、抵抗を測ると110Ω。19VのACアダプタで駆動したかったので、ニクロム線を4等分にし、並列接続で、約7Ω。19x19/7≒51w。通電後は、少し減るかも。
4本のニクロム線を平行にしながら手持ちの6mmパイプに巻いていく。8mmのガラスチューブに入れて両サイドからニクロム線が出るように引っ張る。かなりルーズな巻き具合になるが、もう少し巻き密度が欲しかった。
4P1020329.jpg5Pt8.jpg

試しに19VACアダプタを接続して数分待つと150度以上に上昇。そのまま放置すると、190℃以上に上昇し、少しオーバパワー。パイプの横受けが13mmで、パイプの太さが12mmしかなく、ガタがあるのでパイプの両端にガラスチューブを巻いた。

試しに2mm厚のアクリルをまげて見たが、これは良い。直角にするのに少し工夫がいるが、だいたい思った様に曲がる。先人に感謝。


<使用上の注意>
 本作品のご利用は、自己責任でお願いいたします。
 保護回路、発熱防止回路がありません。事故、故障、その他一切の保障はできません。
 長時間の通電、無人での利用は、発熱、危険が伴います。 必ず、人がついての作業を
 お願い致します。


6P1020331.jpg

19Vアダプタでは少し熱いし、16Vではパワー不足。19Vを使って電力をコントロールしたい。
ネットをみると12F675を使ったLEDの調光のプログラムが紹介されていたので、これを流用。AD変換結果をLEDをPWMで調光する代わりに、AD結果を使ってパワーFETをスイッチする。念のため、パラレル接続し、ソース側に電流モニタ端子を付けて、電流値を測定する。12F675のPWMのソース出ていたので、ありがたく使わせていただく。コンパイル結果のhexファイルを登録。

PICで遊ぶ電子工作
http://homepage3.nifty.com/mitt/pic/xc8/xc8_675_04.html

そのままXC8でコンパイルしたhexでも温度調整は可能であったが、調整範囲が、3-100%と広いので、50%-100%に変更、さらに、電源投入時はパルス幅を最小にしラッシュカレントを少なくする様にした。効果は不明だが。15秒後からは調整範囲を50-100%とする。 実温度が不明なので、実際にはアクリルを曲げながら調整する。

7P1020337.jpg9P1020339.jpg10P1020342.jpg

アクリル板にあけた取付穴は、紙で塞いで隠した。

16P1020350.jpg
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16Vのアダプタでは、所望の温度になるのに10分程度かかる。
15WS000171.JPG

11sch72.jpg
13TEK00003.jpg

pichex


sch




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