AMDのCPLD MACH445の開発ツール(DOS) [FPGA]
部品を整理していると、20年くらい前に調達していた1995年製造のMACH445-15が数個出てきた。評価の為変換基板に載せてみた。


MACH445はAMD製のJTAG書き込み可能な100ピンQFPのCPLDで、128マクロセルを持っている。今ではXilinxなどからより高速なCPLDが数百円で入手可能なので、時代の進化を感じる。MACHの開発ツールは、DOS上で動作するMACHXLがあった。今ではソフトのサポートは無いが、以下からダウンロードできる様である。400ページ近いソフトウエアガイドも付いている。PALASMの様な言語である。

Download MACHXL 2.1 Software
http://noel.feld.cvut.cz/hw/amd/mxl21sw_.html
自分は、昔使っていたThinkpad535にMACHXL2.1が入っていたので、Windows7で動作するのDOSエミュレータDOSBOX-0.74の上で使った。
Thinkpad535では設定がまずいのか、MACHXLコンパイルは途中で停止してしまったが、JTAG書き込みは出来た。JTAG書き込みの紹介は後日。
DOSBOXを以下からダウンロードしてインストールする。
http://www.dosbox.com/

ドライブC にDOSデレクトリを作っておく。
C:\DOS
C:\DOS以下にMACH関連ツールをコピー。
C:\DOS
\MACH
\MACHXL
\EXE
\USR
\EXSAMPLES
\DATAFILE
USR以下にデザインファイルのソースを置く。コンパイル後にレポートファイルが沢山できるので、デザインファイル毎にデレクトリを作っておいた方が管理が楽である。
MACHXLのソースはPALの論理記述に使ったPALASMに似た言語であるが、階層記述や、回路図記述が出来ないので、簡単な回路でないとかなりめんどう。
試行として、\EXAMPLESの中にカウンタの例COUNTER.PDSがあるので、CHIPをMACH445に変更。ファイル名も適当に変えておく。
DOSBOX-0.74 Optionsを起動してdosbox-0.74.conf に以下追加し、仮想ドライブCのマウントとPATHを設定する。
------------------------------------
mount c c:\dos
c:
SET MACHXL=C:\MACH\MACHXL\
path=z:\;c:\bat;c:\bin;c:\tools
PATH = %PATH%;C:\MACH\MACHXL\EXE
cd c:\MACH\MACHXL\USR
-----------------------------------
key配列が違うので、DOSboxを起動して、よく使う記号(+-\など)をkeymapperで設定する。完全には直らないが、読み替えて使う。ソースの修正は主にWindowsから行うので、あまり問題にはならない。コマンドプロンプトからMACHXLを起動。



デザインファイルのある場所をカレントデレクトリに設定

Retrieve・・でデザインファイルを指定(FILE.PDS)

RUN>Compilation、オプションを設定してf10押下

エラー無ければ10秒くらいで完了メッセージ。PINの指定によってはMACHFITRに20分くらいかかる事もあった。

レポートファイルの中に、ピンやFFの使用量が書かれている。

JEDファイルが出来ている事を確認して、JEDファイル名を入れた書き込み用CHNファイルと書き込みプログラム起動BATを作成
MACHWRT.CHN
---------------------------------------------
; 08/29/2015: MACH445 counter
'COUNTER' MACH445 P 6 CNT6PIN.JED / -o Z -f MACHWRT.OUT;
---------------------------------------------
MACHWRT.BAT
----------------------------------------------
machpro -i MACHWRT.CHN -z 3
----------------------------------------------
書き込みの流れ

machproのオペレーション

JEDを作る毎にCHNを書き換えるのが面倒になったので、JEDを指定してCHNとBATを作るツールを作った。JEDCHN.EXE

使い方:
JEDCHN.ZIPを適当なフォルダに解凍して出来たファイルJEDCHN.EXEをダブルクリック。画面上でJEDを指定すると、JEDのあるフォルダにコマンドに応じたCHNとBATができる。JEDCHNのアンインストールはファイル削除。レジストリは使っていない。
MACH445の書き込みはパラレルポートが必要なので、Thinkpad535の出番。
Thinkpad535のパラレルポートに書き込み器を接続。
JED,CHN,BATをSD-PCカードアダプタ経由で、ThinkPad535に移行し、BATを起動。書き込みは、簡単に終わった。 こちらの紹介は後日。
JEDCHN.ZIP(Windows)
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MACH445はAMD製のJTAG書き込み可能な100ピンQFPのCPLDで、128マクロセルを持っている。今ではXilinxなどからより高速なCPLDが数百円で入手可能なので、時代の進化を感じる。MACHの開発ツールは、DOS上で動作するMACHXLがあった。今ではソフトのサポートは無いが、以下からダウンロードできる様である。400ページ近いソフトウエアガイドも付いている。PALASMの様な言語である。

Download MACHXL 2.1 Software
http://noel.feld.cvut.cz/hw/amd/mxl21sw_.html
自分は、昔使っていたThinkpad535にMACHXL2.1が入っていたので、Windows7で動作するのDOSエミュレータDOSBOX-0.74の上で使った。
Thinkpad535では設定がまずいのか、MACHXLコンパイルは途中で停止してしまったが、JTAG書き込みは出来た。JTAG書き込みの紹介は後日。
DOSBOXを以下からダウンロードしてインストールする。
http://www.dosbox.com/

ドライブC にDOSデレクトリを作っておく。
C:\DOS
C:\DOS以下にMACH関連ツールをコピー。
C:\DOS
\MACH
\MACHXL
\EXE
\USR
\EXSAMPLES
\DATAFILE
USR以下にデザインファイルのソースを置く。コンパイル後にレポートファイルが沢山できるので、デザインファイル毎にデレクトリを作っておいた方が管理が楽である。
MACHXLのソースはPALの論理記述に使ったPALASMに似た言語であるが、階層記述や、回路図記述が出来ないので、簡単な回路でないとかなりめんどう。
試行として、\EXAMPLESの中にカウンタの例COUNTER.PDSがあるので、CHIPをMACH445に変更。ファイル名も適当に変えておく。
DOSBOX-0.74 Optionsを起動してdosbox-0.74.conf に以下追加し、仮想ドライブCのマウントとPATHを設定する。
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mount c c:\dos
c:
SET MACHXL=C:\MACH\MACHXL\
path=z:\;c:\bat;c:\bin;c:\tools
PATH = %PATH%;C:\MACH\MACHXL\EXE
cd c:\MACH\MACHXL\USR
-----------------------------------
key配列が違うので、DOSboxを起動して、よく使う記号(+-\など)をkeymapperで設定する。完全には直らないが、読み替えて使う。ソースの修正は主にWindowsから行うので、あまり問題にはならない。コマンドプロンプトからMACHXLを起動。



デザインファイルのある場所をカレントデレクトリに設定

Retrieve・・でデザインファイルを指定(FILE.PDS)

RUN>Compilation、オプションを設定してf10押下

エラー無ければ10秒くらいで完了メッセージ。PINの指定によってはMACHFITRに20分くらいかかる事もあった。

レポートファイルの中に、ピンやFFの使用量が書かれている。

JEDファイルが出来ている事を確認して、JEDファイル名を入れた書き込み用CHNファイルと書き込みプログラム起動BATを作成
MACHWRT.CHN
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; 08/29/2015: MACH445 counter
'COUNTER' MACH445 P 6 CNT6PIN.JED / -o Z -f MACHWRT.OUT;
---------------------------------------------
MACHWRT.BAT
----------------------------------------------
machpro -i MACHWRT.CHN -z 3
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書き込みの流れ

machproのオペレーション

JEDを作る毎にCHNを書き換えるのが面倒になったので、JEDを指定してCHNとBATを作るツールを作った。JEDCHN.EXE
使い方:
JEDCHN.ZIPを適当なフォルダに解凍して出来たファイルJEDCHN.EXEをダブルクリック。画面上でJEDを指定すると、JEDのあるフォルダにコマンドに応じたCHNとBATができる。JEDCHNのアンインストールはファイル削除。レジストリは使っていない。
MACH445の書き込みはパラレルポートが必要なので、Thinkpad535の出番。
Thinkpad535のパラレルポートに書き込み器を接続。
JED,CHN,BATをSD-PCカードアダプタ経由で、ThinkPad535に移行し、BATを起動。書き込みは、簡単に終わった。 こちらの紹介は後日。
JEDCHN.ZIP(Windows)
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