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秋月 2.4inch カラーTFT デジタルオシロ キット DSO138 kit 購入 [電子工作]

秋月 DSO138 キット を購入:
秋月の新商品紹介を見ていたところ、カラーTFTデジタルオシロスコープキット DSO138が3,300円と安価で販売されていたので購入してみた。
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組立後
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通販で現品を入手し、”さあ、これから組み立てよう” とキット制作を楽しみにしていたが、本日、秋月のサイトを見ると、JYE製のDSO138キット(3,780円)が販売されていた。JYE製が有るのを見逃したか?こちらが純正品の様でFWが新しくなっているし、さらにHWはR11の値が150Ωに変更になっていた。
Sain Smart FW:113-13801-040,R11=1.5k,基板色黒
JYE       FW:113-13801-050,R11=150Ω,基板色赤

購入時期が悪かったのはさておき、Sain Smart製DSO138を組み立てたので、紹介。
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◆主な仕様
・サンプリングレート:1Msps
・分解能:12ビット
・サンプリングバッファ:1024バイト
・MCU:STM32F103CB
・アナログ周波数帯域:0~200kHz
・垂直軸感度:10mV/div、0.1V/div、1V/div
・垂直軸分圧比:x1、x2、x5
・水平軸タイムベース:10μs~500s
・入力抵抗:1MΩ
・最大入力:50Vp-p
・F/Wバージョン:113-13801-040
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Sain Smart製DSO138キットの中身は、部品だけで説明文が何も無い。組み立て大丈夫か少し心配になる。秋月とJYEのサイトから説明書をダウンロードして見比べる。JYEは基板の色が赤、R11が1.5kからJYEは150Ωに変更になっている。
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全部品が揃っているか?,値が正しいかを、確認する。
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組み立てチェックリストに従って確認。部品数に過不足はなかったが、幾つか問題発見。

1.0.1uFのセラミックの容量が0,07~0.08uFとやや容量が少ない。パスコンなので、このままとするが、後日  手持ちのセラミックを追加予定。 (容量測定の基準にはニチコンの0.1uFのフィルム使用) 他のコンデンサはここまでひどくない。誤差5%内外。
0.1uFセラミック11個すべて-20%前後の誤差
18Cchk09.jpg20cchk20214.jpg
手持ち0.1uFフィルムコンデンサ
22cchk01uF11.jpg

2.抵抗値のばらつきが大きい。抵抗誤差マークが茶色なので、誤差1%と思われるが、3%くらいズレているのがある。1kとか120Ωなどの複数ある抵抗でも互いにばらついている。誤差の絶対値は自分のテスターの誤差もあると思うが、同一値の抵抗値でも誤差大きい。

3.L2(1mH)のinducterのリード線のピッチが異なるため、基板のスルーホールにそのままでは入らない。 少しリード線の整形する。
16L1mH_pin07.jpg

4.L2とC24(100uF)が物理的に干渉するので、L2を少し傾ける
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User Manual(1-22)に従って部品を実装する。表面実装部品は半田付け済みなので簡単。マニュアル19項のBNCコネクタの半田付けに於いては、30Wの半田ゴテの熱量不足で、短時間では半田が十分に乗らない。40Wの半田ゴテを持ち出し、コテ2本を使ってやっとスムーズに半田できた。
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メイン基板部品実装完了
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JP3の接続
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LCD基板にPin_headerを実装
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誤実装が無いこと、電源ショートが無い事を確認。電源を接続し、TP22の電圧が+3.3Vであることを確認。
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一度電源を取り外し、JP4をショートする。
30VdaJP4assy0248.jpg

電源を接続し、VA+,VA-,TP21の電圧を確認する。(+5V,-5V,+5V)
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電源を取り外し、LCD基板を取り付ける。
39assy0255.jpg

その後電源を投入する。問題なければ、Bootメッセージが出る。液晶保護シートにマジックで縦線が入っていた。後日保護シートを交換するので、良いけど。
40P1030232.jpg

この時の消費電流は9Vで80mAであった。
50V9A008P35.jpg

入力クリップをキャリブレーション信号J2と接続し、波形がでることを確認。0Vレベルがズレていたのでマニュアルに従って0Vレベル調整する。(J2は手持ちのピンヘッダを実装)
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この後プローブのキャリブレが残っているが、省略。

波形が出たのは嬉しいが、見た感じでは波形にノイズが多い。JYEの050版では改善されているかな?

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