PIC16F18325によるPWM 簡易パルス発生器 [電子工作]
PIC16F18325によるPWM 簡易パルス発生器
素性不明なパルストランスの特性を調べる為、PWM パルス発生器を作った。

ジャンク基板に乗っていたトランス。巻線は髪の毛より細い。インダクタンスは30uHと120uHであったので巻線比は1:2らしい。巻線は2組ある。ので1:4の構成にできる。

パルス発生器と接続した。無負荷でも2Khzあたりでは1A以上の入力電流であったが、200KHzでは10mA程度に減少。供給電源の保護回路により1A以上流れないので助かった。スイッチングFETはパルス発生器に実装したのを使ったが、配線長を考えトランスの近傍にあるのが望ましい。このトランスは負荷電流はほとんど取れない。1k抵抗を負荷に接続ですぐに電圧ドロップする。


PIC16F18325が安価であったので試しに使う。2k~500khzの間をscanし、出力電圧の最大値を記録できるようにした。scan時はduty50%固定であるが、PR2の値が小さいときのduty値は概算値になる。

2khzから周波数x1.15で決定


1ステップ約90msとし、42ステップ終了後、電圧最大の周波数を設定し、43から64ステップまで同一周波数を出した後に最初のステップに戻る。最初の4ステップは120msで切り替えている。周波数切り替え時、波形が乱れる事があるが、まだ対応できていない。


電圧安定まで4ms程度かかっている

手動で周波数とdutyが設定出来るようにした。周波数は高い(PR2の値が小さい時)は分解能に制限あり。手動だと0.5k~600k程度まで可能。AD変換を2チャンネル使い、電圧、電流を表示する。Vrefは1.024Vに設定した。AN4は1/20に分圧するつもりで電圧表示をmax20Vにした。
表示には、買い貯めしていたAitendoのETM11256(112x56)を使ったが、立ち上げ時の設定でC12864やJCG12864も使える。(コントラストの調整が必要だが)表示範囲は112x56内に抑えている。

コントラスト調整後

反転表示

RUN/STOPスイッチを押下したまま電源投入するか、RC4を10Kでプルアップすることで、C12864spi、F12864、JCG12864モードになる。LCDを切り替えた時は、保存した設定は初期化されるので、電圧補正を含め再設定が必要。切り替えないときは保持される。
JCG12864の時は、最初は逆文字になっているので、設定モードからJCGモードにする。

JCG1264正常表示

aitendoのF12864だと思う。液晶固定していたので型名確認できず

とりあえず2枚の基板を作ってみたが、いくつか問題点が判明している
・タクトスイッチのチャッタ除去が十分でない。外部キー接続で回避
・PIC内部クロックを使ったため周波数精度が不明
・スイッチングFETの耐圧が30Vしかないので、高圧評価は出来ない
・FETの電流は片側しか測定していないが、同一チップのFETなので、差は5%以下であった
・スタート時、0~41ステップのどの周波数から開始するかは不明
・周波数切り替え時に波形乱れあり。
仕様
scan 2k~500k 自動42step繰り返し
step 2k~500khz
PR2 255~4
scale x1 x4 x16 x64 TMR2のprescale設定
duty 5%ステップ 5-90% 周波数で制限あり
PICのAD変換機能を使って電圧、電流を表示。レンジは固定
-------------
モード設定 設定変更はEEPROMに格納
電圧表示調整
コントラスト
表示反転
JCGモード
------------------------------------
PIC16f18325PWMのhex
-----------------------------------
素性不明なパルストランスの特性を調べる為、PWM パルス発生器を作った。

ジャンク基板に乗っていたトランス。巻線は髪の毛より細い。インダクタンスは30uHと120uHであったので巻線比は1:2らしい。巻線は2組ある。ので1:4の構成にできる。

パルス発生器と接続した。無負荷でも2Khzあたりでは1A以上の入力電流であったが、200KHzでは10mA程度に減少。供給電源の保護回路により1A以上流れないので助かった。スイッチングFETはパルス発生器に実装したのを使ったが、配線長を考えトランスの近傍にあるのが望ましい。このトランスは負荷電流はほとんど取れない。1k抵抗を負荷に接続ですぐに電圧ドロップする。


PIC16F18325が安価であったので試しに使う。2k~500khzの間をscanし、出力電圧の最大値を記録できるようにした。scan時はduty50%固定であるが、PR2の値が小さいときのduty値は概算値になる。

2khzから周波数x1.15で決定


1ステップ約90msとし、42ステップ終了後、電圧最大の周波数を設定し、43から64ステップまで同一周波数を出した後に最初のステップに戻る。最初の4ステップは120msで切り替えている。周波数切り替え時、波形が乱れる事があるが、まだ対応できていない。


電圧安定まで4ms程度かかっている

手動で周波数とdutyが設定出来るようにした。周波数は高い(PR2の値が小さい時)は分解能に制限あり。手動だと0.5k~600k程度まで可能。AD変換を2チャンネル使い、電圧、電流を表示する。Vrefは1.024Vに設定した。AN4は1/20に分圧するつもりで電圧表示をmax20Vにした。
表示には、買い貯めしていたAitendoのETM11256(112x56)を使ったが、立ち上げ時の設定でC12864やJCG12864も使える。(コントラストの調整が必要だが)表示範囲は112x56内に抑えている。

コントラスト調整後

反転表示

RUN/STOPスイッチを押下したまま電源投入するか、RC4を10Kでプルアップすることで、C12864spi、F12864、JCG12864モードになる。LCDを切り替えた時は、保存した設定は初期化されるので、電圧補正を含め再設定が必要。切り替えないときは保持される。
JCG12864の時は、最初は逆文字になっているので、設定モードからJCGモードにする。

JCG1264正常表示

aitendoのF12864だと思う。液晶固定していたので型名確認できず

とりあえず2枚の基板を作ってみたが、いくつか問題点が判明している
・タクトスイッチのチャッタ除去が十分でない。外部キー接続で回避
・PIC内部クロックを使ったため周波数精度が不明
・スイッチングFETの耐圧が30Vしかないので、高圧評価は出来ない
・FETの電流は片側しか測定していないが、同一チップのFETなので、差は5%以下であった
・スタート時、0~41ステップのどの周波数から開始するかは不明
・周波数切り替え時に波形乱れあり。
仕様
scan 2k~500k 自動42step繰り返し
step 2k~500khz
PR2 255~4
scale x1 x4 x16 x64 TMR2のprescale設定
duty 5%ステップ 5-90% 周波数で制限あり
PICのAD変換機能を使って電圧、電流を表示。レンジは固定
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モード設定 設定変更はEEPROMに格納
電圧表示調整
コントラスト
表示反転
JCGモード
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PIC16f18325PWMのhex
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