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FT231XS USB-シリアル変換ボード 工作 [電子工作]

FT231XS USB-シリアル変換ボード 工作

以前 FT231SXを秋月の28PSSOP変換基板に実装してUSB-シリアル変換基板を作っていた。
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しかしこの時使った変換基板は、推奨IC幅7mmである為、FT231XSでは片側ピンにジャンパを這わせる必要があった。(FT232RLには良いサイズの変換基板であった)
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目が悪くなった今では0.65mmピッチの半田付けは、かなりつらい。資金ある人は完成品を購入シた方がキレイで早い。最近、秋月の広告を見ていると、FT231XSが使えるSSOP22ピン(0.635mm)変換基板が出ていたので、USB-シリアル変換ボードを追加で自作した。新規に部品調達するとあまり安く無い。
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工作手順
1.SSOP22P変換基板の11ピン側にminiUSBコネクタの取り付け穴を開ける。 100均の0.5mmのドリルで下穴を開け、0.8mmドリルで穴を広げる。多少穴位置がズレたが、 USBコネクタのピンを曲げて入ればOKとする。(いい加減だ)
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2.USBコネクタとVCC,VDDがショートしないように変換基板の11P,12Pのパターンをカットし、USBP,USBMに抵抗入れるために、13P,14Pのパターンをカットする。
3.FT231XSを半田付け
4.miniUSBコネクタのハウジングは空きランドに半田付けする。
5.分割ソケットピンから7ピン分を切り出し、USBコネクタとは反対側のランドに半田付けする。
6.必要な信号を結線する。(我ながら半田がきたない)

50P1040219.jpg
回路図は28P基板の時。22P基板の時は、空きランドと基板のパターンをカットしてランドとして利用。
700192sch.jpg

FT231XSと変換基板の位置関係を利用したので、コネクタのピン配列は独自の配列になってしまった。

Tx、GND、Rx、-、+5V、-、DTR

予備のUSBシリアル変換基板を作成。変換基板を使ってESP8266の実験中。これは別の機会に紹介予定。
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FTDI USBシリアル変換アダプター(5V/3.3V切り替え機能付き)

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  • 出版社/メーカー: スイッチサイエンス
  • メディア: エレクトロニクス



SODIAL(R)FT232RLモジュール5V 3.3V FTDI USB TTL変換アダプタレッド

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windoes7のCPU使用率100%の一時的回避(01/07更新)

2016/01/07更新 (KB3172605)追加

windoes7のCPU使用率100%の一時的回避

PICでEEPROMをダンプするツールを公開している方がいたので、流用させてもらい、MPLABXで編集、コンパイルしたが画面がほとんど動かない。電子工作ではないが、一時的に回避できたので記録しておく。

PICコンパイラを使う為、MPLABX(3.35)を起動したが、異常に遅い。数日前まで問題なかったがソース編集画面で、キー入力も満足に出来ない。数秒毎に10文字程度入力できるが、その後はフリーズしているみたい。止まっていない証拠に数秒待つと、また入力できる。コンパイルも遅い。通常は2秒程度で終わるのが40秒かかった。
10MPLAB41s.JPG

元々古いCPU なので、速度は期待していないが、自作ハードと接続しているので使えないのは困る。それに数日前までは問題なかなかった。古いノートPCなので、”買い換えろ”と言うのは分かる。

ノートPC
CPU:Pentum(R)M 1.73GHz
MEM:2G
HDD:SSD120G
OS :windows7proSP1

ウイルスチェック、CCleaner、TEMPファイル削除しても全く変化なし。タクスマネージャーでCPU使用率を見ると使用率100%に張り付いている。
20TASK100%.JPG22CPU100リソース.JPG

MPLABXには1%もCPUが割り当てられていない。
24MP1%.JPG

取りあえず”windows7 CPU使用率100%”をキーに検索する。
30MS.JPG

マイクロソフトのサポートから
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/949104

"WindowsUpdateAgent-7.6-x86.exe"をダウンロードして更新。
"windows6.1-KB3138612-x86.msu"も更新

ファイルを実行して再起動すると、CPU使用率30%程度になり通常に戻った。喜んだのも束の間、翌日立ち上げると、更新を構築中のメッセージが出て再びCPU使用率100%となった。

リソースモニタを再度みると、プロセス:svchost.exe、サービス:wuauservがCPU使用率の大半を占めている。アップデートすると良いようだが、最新のUpdateが不明。一度直っても、次の更新でまた駄目になる気がするので、wuauservサービスを止める事にした。
40stop.JPG

リソースモニタのサービスからwuauservを選択して右クリックでサービス停止を選ぶ。サービス開始も同様に右クリックで簡単。

MPLABXのコンパイル時間も2秒に戻った
42mplab2s.JPG

アップデートサービスを停止すると、Windowsの脆弱性が残るので操作は自己責任。PC使っていないときに有効にする事にした。

44改善taskmng.JPG50start.JPG55TASKstart.JPG

バージョン確認はwindows\system32にあるwuaueng.dllを右クリック、プロパティ、詳細でわかる。

古いPCが遅いのは仕方ないが、マイクロソフトのアップデートがリソースの90%を使うのは、MSが最新CPUでしか評価していない証拠だろう。先日まで問題なかったので、余計なことはしないで、良く評価したアップデートをリリースしてほしい。
PCの買い替え、Windows10への移行を推進しているのだろうが、ハード制御しているPCは,同じ状態で使いたい。そういえばXpも終わりころ段々遅くなったので買い替えを推進するマイクロソフトの陰謀と思っていたが、案外当たっているかも。

2016/01/07更新
ネット検索をしていると、WindowsUpdateの問題をまとめている方がおられましたので、追加KBがわかった。

Windows 7 用更新プログラム (KB3172605) 2016年8月17日配信
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3172605

kb/3172605を適用してからは、wuauservサービスを起動してもCPU使用率100%が長時間継続することはなくなった。
wuauserv実行092.JPG

まだ他のアップデートもあるようでしたが、PCの情報をMSに送り出すテレメトリ入りファイルになるようでしたので、もう少し様子を見る。 パッチ適用後、Diskアクセス100%になるケース(Windows10用パッチKB3201845)もあるようだ。MSはセキュリテイとバグ対応だけしていれば良いのに後から余計な事をする。

参考:
http://freesoft.tvbok.com/cat97/2016/update_not_proceed_2016_10.html
http://blog.livedoor.jp/nichepcgamer/archives/1063071229.html
http://blog.livedoor.jp/nichepcgamer/archives/1063054919.html

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